【国語】大学入学共通テストは国立と私立では記述式の割合が違う?

【国語】大学入学共通テストは国立と私立では記述式の割合が違う?

2021年1月より導入される大学入学共通テスト。

従来のセンター試験とは異なり国語や数学ではマーク式の他に記述式の問題が出題されるなど問題の出題形式大きく変更される予定です。

国語ではこの記述式解答は点数ではなく5段階評価によって採点されます。

どのようによって評価されるのでしょうか?また国立大学と私立大学では評価が異なってくるのでしょうか?国語の記述式解答について詳しくご紹介します。

国語の記述式解答はどのように出題される?

教室

まずは国語の記述式解答はどのように出題されるのかみていきましょう。

述式解答専用の大問が追加

従来のセンター試験では大問4問ですべてがマーク式の解答でした。

しかし大学入学共通テストではこれに記述式解答用の大問がひとつ追加され合計大問5問という構成に変更されます。

この大問の中では小問3問が出題され、その全てが記述式解答になります。

記述する文字数がそれぞれ30字以内、40字以内、120字以内となる予定です。

思考力や表現力が問われるように

記述式の問題ではどのような問題が出題されるのでしょうか?導入前に行われたプレテストでは文章を読んでその内容について記述する問題となっていました。

具体的には文章の要約やまとめ、文章内で指定された文言はどういう意味かを解答するものなど、記述模試ではよくあるような問題が出題されていました。

しかし、書き出しや具体的な根拠を上げろなど指定された条件のもと記述しなくてはならない問題も出題されており、こちらはあまり見たことが無い問題形式のため対策が必須でしょう。

どれも思考力表現力問われる問題となっています。

記述式解答はどう評価される?

テスト用紙

大学入学共通テストで新たに追加される記述式解答はどのように評価されるのでしょうか?

評価には2段階あり、少し独特な評価方法ですのでしっかりと理解しておきましょう。

①各小問をa~dで評価

まずは全部で3つある各小問をそれぞれ評価します。

正答の条件がいくつか用意されており、そのうちどれがきちんと解答に含まれているかを評価し、全ての条件に一致していたらa評価まったく一致していなかったらd評価という形で4段階で評価されます。

正答の条件の中には「○○文字以内をクリアしているか」といった簡単な条件も含まれているので確実に的確に記述してより良い評価を得たいところですね。

②総合段階をA~Eで評価

各小問の評価が与えられたらその後総合段階というものを今度はA~Eの5段階で評価します。

どの小問でどの評価だったかという関係から評価を行います。

この時に注意したいことが2点あります。

まず1つ目は小問も1問目と2問目の重さは同じという事です。

前述の通り、1問目は30字以内で、2問目は40字以内で解答するというものでした。

また、2問目の方がより難しい内容になる傾向があります。

ですが実際の評価では同じ重さとして扱われます。

つまり「1問目でa評価、2問目でb評価」と「1問目でb評価、2問目でa評価」は最終段階では同じ評価として扱われます。

ですので1問目の比較的簡単な記述式解答でどれだけ良い評価を得られるかが重要となってきそうです。

2つ目は小問3問目の評価の重さがとても重いという事です。

3問目は120字以内で記述するもので、条件もかなり狭められた中で解答しなければならない難しい問題です。

ですのでここでどれだけ良い評価を得られるかが最終段階を大きく決定づけます。

例えば同じ「1問目でa評価、2問目でb評価」でも3問目でa評価なら最終段階はA、b評価なら最終段階はBという具合で3問目の評価は最終段階に大きく影響します。

ですのでこの問題で良い評価を得ることができれば、最終段階でも良い評価を得ることができます。

国立大学、私立大学では記述式解答はどう評価される?

では実際に大学での合否判定では記述式解答はどのように扱われるのでしょうか?そもそも記述式解答は合否に関係するのでしょうか?国立大学と私立大学、それぞれみていきましょう。

国立大学ではほとんどの大学で記述式の評価が活用される

まずは国立大学からみていきましょう。

文部科学省の行った調査では国立大学の97.6%が大学入学共通テストを利用すると回答しています。また、文部科学省の指針では国立大学では大学入学共通テストの受験を必須としています。

よって国立大学を受験するのであれば大学入学共通テストが必要となり、合否判定に記述式解答の結果を用いる場合があると言えそうです。

では記述式解答はどのように合否判定に用いられるのでしょうか。

実はこれは大学によって異なります。

また、ほとんどの大学がまだどう用いるかを具体的に決定できていない状況です。

例えば東北大学の場合、「段階別評価を点数化して合否判定に用いることは無いが、同点だった場合に記述式の評価の高い方を合格とする」といった形で活用するようです。

また広島大学では「最終段階の評価を点数化しマーク式の点数に加点する。

その配点は全体の1割とする」としています。

以上のように国立大学では何らかの形で記述式の評価を合否判定に用いりますがその方法や重さは大学によってバラバラです。

私立大学では記述式の評価を用いないところも

次に私立大学をみていきましょう。

従来のセンター試験の時のように、私立大学では独自の個別試験の他にセンター利用のような受験形式で大学入学共通テストを活用する大学があります。

ですが大学入学共通テストを活用する大学は6割強ほどですので私立大学を受験するなら大学入学共通テストが必須という訳ではありません。

例えば慶応義塾大学の場合、全ての入試方式で大学入学共通テストが不要としています。

しかし、逆に早稲田大学政治経済学部の場合、出願要項の一つして大学入学共通テストの受験が必須としている大学もあります。

また、国語の記述式の評価に関しては採点の対象としないとしています。

以上のように私立大学ではそもそも大学入学共通テストを用いる大学と用いらない大学があること、大学入学共通テストを用いる場合記述式の評価をどのように扱うかは大学によってバラバラという点に注意が必要です。

最後に

五段階評価

今回は国語の記述式の評価についてご紹介しました。

記述式は点数ではなく、段階評価として評価されることに注意が必要です。

また、その評価を用いるかどうかは大学によって異なりますが国立大学の場合ではほとんどの大学で何らかの形で用いることがあるようです。

どのように扱うかは大学によってバラバラですのでご自分の受験予定の大学のホームページをチェックしておきましょう。

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