医学部生徒の実態!国家資格取れずに留年する開業医の息子たち

医学部生徒の実態!国家資格取れずに留年する開業医の息子たち

医学部というのは勉強が大変である、というのは皆さんの知っての通りです。

その勉強についていけなくなってしまうとやがて『留年』という負の称号を手に入れることとなってしまいます。

留年をしてしまえば、たとえ6年生であったとしても医師国家資格の受験資格を失い医師への道の上で足踏みしなければならないのです。

しかし留年もずっとできるわけではありません。

実は在学できる上限まで留年し退学になってしまった医学生もいたとの話も耳にすることがあります。

開業医の親の跡を継ごうとして勉強しても、残ったのは医学部放校という肩書き……想像するだけでおぞましいです。

今回はそんな医学部生徒の留年についてお話しします。

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医学部の留年の訳について

悩む

留年する理由は色々とあります。

勉学や出席、はたまた懲戒処分など。

大学によって留年する度合いというのは大きく異なりますが、例外はあるものの一般的には国立大学のほうが留年率は低く、偏差値の高い大学のほうが留年率は低い傾向にあります。

それでは一体、どのような理由で医学生は留年してしまうのでしょうか。

テストの点数が足りない

圧倒的多数を誇るのはつまるところ『落第点を取った』ことでしょう。

大学によって異なる所もあるかもしれませんが、およそほとんどの大学では60点以上を合格とすることが多いです。

医学部の特に専門科目はひたすらに覚えることが多いです。

さらにおおよその生徒は代謝学や遺伝学といった生化学分野に興味がありません。

そのためモチベーションが上がらず適当にやった結果落第点を取ってしまう、ということが聞いた話では多いです。

要領の良い人ならともかく、医学部で勉強する科目というのは往々にして大量の暗記であり、一夜漬けでどうにかできる量ではありません。

たとえ医学部受験で余裕な成績を取った所で、高校生の時と同じ勉強法では全く太刀打ちできないのが現実です。

欠席しがち

こちらも大学によって異なることもあるかもしれない項目ですが、多くの大学では授業の何割かを欠席してしまうとテストの受験資格を失い不可となります。

そして医学部は基本的に『一つでも落とすと留年』です。

例え話になりますが、私の大学には一年次に3コマしかない授業があります。

三分の一の欠席で留年確定となるので、2回休むと自動的に留年となります。

こればかりは教授の前で土下座をしようと覆ることはありません。

大学生だからといって連日連夜飲み会に明け暮れて遅刻をすると、留年になってしまうのです。

あくまで私の見てきた中の話ですが欠席で留年する人には開業医のご子息の方が多いような気がします。

開業医のご子息の中に偶に存在する『特に医者になりたいわけではないけれど、親が開業医で継がないといけないから医学部に来たけれどやる気がない学生』です。

やる気がないままダラダラ過ごし、気がつけば出席日数が足りない。

といった流れで留年することがあります。

懲戒処分を受けた

懲戒処分というと色々あります。

私が聞いた話だと『テストのカンニング』、『近場の商店街での素行不良による停学』、『実習態度の不良による停学』などです。

テストのカンニングは一発でその年の単位全てを剥奪、ということもありえます。

また商店街の飲み屋で泥酔して通行人に殴り掛かった、というような犯罪騒ぎでも停学になりそのまま留年、下手するとそのまま退学処分になります。

医学部生徒たるもの、やはり普段から誠実に羽目を外さないことが求められているのですね。

外部テストの不合格

例え学内試験を全て合格していたとしても外部のテストが不合格だと留年になるケースがあります。

医学部の生徒が必ず実習に入る前に受ける「CBT」「OSCE」というテストがあります。

例え学内試験が全て満点だったとしてもCBTとOSCEが不合格だと実習を行うことができません。

実習ができなければ単位も与えられず、留年となってしまいます。

留年するとどうなるのか……

落ち込む

それでは留年するとどうなってしまうのでしょうか。

幸いなことに私自身、留年はしたことはありませんので、こちらでは友人に聞いた話も絡めてお話します。

知り合いが減る

たとえ留年するとしても多くて10人程度というのが普通です。(一部大学を除く)

つまり同じ学年にいる知り合いが最高でも20人程度くらいしかいなくなってしまいます。

なので留年生は留年生のグループを作って大学生活を送っていることが多いです。

ただ、医学生は基本的に繋がりを大事にするため留年生だろうと関係なく接するので、すぐに元後輩、現同学年と仲良くなります。

全部やり直す、ことがある

大学によっては落とした科目のみテストを受ければ良い所もありますが、一部には全ての科目のテストを再び合格しないといけない、という大学があります。

たとえ一つしか科目を落としていなくても、全ての科目を受け直さないといけないのです。

せっかく受かった科目をやり直す、ということが結構辛い、という人が多いです。

やる気を取り戻す、ことがある

留年したことによって開業医のご両親や高校の先生などにこっぴどく叱られ、やっとそこでスイッチが入る人が少なくありません。

もちろんスイッチが入らない人もいますが…。

特に医学部受験を指定校推薦で合格した人の場合留年すると枠が減ったり無くなったりする場合があるので、留年した場合、高校に謝りに行くこともあるそうです。

休学してしまう人がいる

自分の精一杯を出して留年してしまった場合、上とは逆に完全にやる気を失って休学という道を選ぶ人がいます。

大体は一年ほどで帰ってくる人が多いようですが、そのまま医師国家資格を諦めて退学してしまう人も稀にいるとか…。

放校処分になる

多くの医学部では一度の留年で懲りずに何度も何度も留年を繰り返すと、放校処分といって大学から退学させられます。

私の大学では同じ学年で連続で留年した場合、もしくは在学年の上限に達した場合に退学となります。

こうなってしまうともはや国家資格云々の前に卒業資格さえもらえません。

再入学試験制度のある大学では再入学試験を受けますが、ない場合は大学受験からやり直しです。

さすがにそんなに数はいませんが、私の知る限りでは同期入学した中の3人ほどは放校処分になっています。

医学生にとっての留年

ポジティブ

留年医学部の学生にとってそれほど珍しくないのが現状です。

4周りを見れば結構留年生がいる大学も少なくありません。

しっかりと先輩や友人とコミュニケーションをとり、効率良く勉学に励めば留年になることはそうそう無いです。

また留年をしたところで研修先の病院を選ぶ際には影響があるかもしれませんが、国家資格を手に入れる際には、何度留年しようとも最終的に卒業資格と国家資格の合格を掴みさえすれば関係ありません。

ただし、しっかりと履歴書には残るので、気にする人は留年を避けてストレートで卒業することをお勧めします。

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