医学部受験生の親が知っておくべき心得や子どもとの向き合い方とは?

医学部受験生の親が知っておくべき心得や子どもとの向き合い方とは?

医学部受験の成功には、受験生本人の努力もさることながら、親の助力も必要不可欠な要素となります。子どもが医学部受験をすることが決まったら、親は何をすれば良いのでしょうか。

医学部受験における親の役割の重要性、親が気をつけることとは何か、医学部受験心得ておくことなどを紹介します。

医学部受験における親の役割の重要性とは

ご飯の写真

医学部受験において、親の役割は非常に重要であることは誰もが知っていることですが、具体的にはどのように重要なのでしょうか。

17、18歳はまだまだ未熟。特に食事管理は親のサポートが必要不可欠!

高校生となればほとんど大人に近い思考力であり、親としてはつい何でも自分でするようにと言いがちです。しかし、17、18歳の処理能力はまだまだ未熟です。医学部受験は学力勝負だと思われるかもしれませんが、実は勉強以外の部分に割く時間を短縮して効率よく勉強時間を確保することができるかどうかにかかっています。ここは親の手腕が試される部分であり、「親が気をつけることリスト」のナンバーワンです。

特に、受験勉強に没頭していると生活が乱れがちになります。食事管理は親のサポートなしにはできません。そうはいっても、高校生くらいの親は仕事や家事介護などで忙しく、そこまで気が回らないかもしれません。お金だけ渡して外食させるのが楽、という声も非常によく分かります。

しかし、医学部受験に体調は非常に重要な要素です。食事管理は体調管理であり、試験本番までに安定した体調管理を子ども一人できちんと行うのは至難の技です。ほかのことは差し置いてでも是非、食事管理だけは気をつけることリストに入れてみてください。

子どもが医学部受験をしたいと言ったら…親の心得4ヶ条

座る二人

医師の家系であったり開業医の家庭であれば、子どもの医学部受験はごく当たり前のことであるため、サポート体制を作ることは比較的スムーズでしょう。しかし、非医療系の仕事をしている親の場合、医学部受験をするにあたっての具体的な生活スタイルなどを描くことが難しく、どのように子どもを応援していいのか、気を付けることは何か、など疑問がたくさんあるかと思います。

受験生である子ども自身もプレッシャーを感じていることはもちろんですが、親も手探りでサポートするとなれば不安に思うことも多いでしょう。ここでは、医学部受験をする子どもの親が知っておくべき気をつけることとして、4つの心得をあげてみました。

心得1:あなたの選択を全力で応援するよ!」という意思表示をする

医学部受験は難関です。18歳前後のまだまだ子どもの受験生にとっては、とてつもないプレッシャーのかかる試練であり、目標の遠さに自信を失い、自分の選択を曲げてしまうこともあります。

このような不本意な進路選択をさせないためにも、医学部受験生の親は、子供が「医学部受験をする!」と宣言したら、全力で(少しオーバーでも良いので)「あなたの選択を応援する!」と言ってあげてください。言葉で直接伝えるのはもちろん、日々の生活の中でも、家事の分担を減らして勉強時間を増やしてあげたりなど、応援している姿勢を子どもに示すことは、受験生にとって非常に大きな心の支えとなります

心得2:スケジュール管理は子ども自身でさせる

医学部受験となると、スケジュール管理が非常に重要な合格のファクタになりますが、これを親がするとかえって子どものためになりません。ただでさえ負担の大きい受験勉強に加えて、スケジュール管理まで自分でするのは、非常にしんどいことです。しかし、子ども自身でスケジュール管理をすることで、日々のやるべきことも明確になりますし、中長期的な見通しを立てやすくなり、結果的に子ども自身の心の安定へとつながります。

時に子どもは無茶なスケジュールを立てたりもします。「それは出来ないんじゃない?」「サボりすぎじゃない?」「もっと気をつけること他にあるんじゃない?」などと口出ししたくなる気持ちは非常に分かりますが、子どもを信頼し、親は黒子役としてそっと見守ってあげましょう

心得3:成績への口出しは絶対にしない

これはどの医学部受験生と話をしていても必ず言うことですが、「親の干渉が強すぎて思ったように集中できなかった」「成績への口出しが多くてプレッシャーで上手く勉強ができなかった」という声は非常に多くあります。

このような親のプレッシャーが結果的に良い方に転ぶこともありますが、多くの場合は、子どもに余計なストレスを与えるだけでマイナスの結果しか生みません。

決して安くない予備校の学費や塾の講習代などを思うと、成績にいちいち口を挟みたくなる気持ちは痛いほど分かります。思うような成績でなければ、親も不安になりますよね。しかし、一番プレッシャーを感じているのは受験生である子ども自身です。不安な気持ちをこらえて毎日机に向かってなかなか先の見えないゴールへと取り組んでいる、その姿勢をまずは最大限に褒めてあげてください。模試や学校の成績は単なる指標です。最終的に医学部に合格するかどうかは、直前までどれだけ勉強したかにかかっています。

成績は「それまでの頑張り」であることを心得として、成績を見せてきた時は出来るだけポジティブな声かけしてあげてください

心得4:「落ちた時」の話は極力しない

医学部受験において、「滑り止めをどうするか」「医学部以外の進学先はどうするか」などの「落ちた時」の話は避けては通れません。浪人するなら「予備校は実家から通得るところにあるのか」「寮に入る必要があるのか」「宅浪しなければならないのか」など金銭的な面のみならず色々なことを想定しておかなければなりません。

また、国立医学部志望であれば、私立医学部受験の可否は家庭で必ず話し合わなければならないテーマです。私立医学部は他学部の私立と異なり受験にかかる費用も入学してからの費用も文字通り「ケタ違い」であるため、子ども自身の学力と家庭の財布との相談は必須です。

本人は第一志望である医学部に絶対に入りたいはずです。もちろん親だってそれを願っていますよね。しかし、親としては金銭的なことが見通し不透明だと何かと不安になりますし、子どもへの口出しが多くなったり「落ちた時どうするか」と言った話をしがちになります。

お金のことはその後の親自身の生活を左右する重要なことですが、ここはぐっとこらえることを心得として、最低限の見通しを立てたらあとは本人の頑張りをそっと応援してあげるのが吉です

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子どもを信頼し、親自身の心の余裕を保とう

カレンダーの写真

医学部受験は、子どもにとってだけでなく親にとっても大変ストレスのかかる一大プロジェクトです。金銭的な負担はもちろん、心理的にも疲弊しやすくなります。

だからこそ、親自身が追い詰められないように、普段からの心の余裕を持てるようにしておくことが、医学部受験をする子どもにとっても結果的にプラスになると思います。

時には親の方が辛く苦しい戦いになることもありますが、ここで紹介したような心得を実践し、大切な世界一愛しい子どものために、ぜひ全力で応援してあげてください。

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